国内には10以上のパソコンメーカーが製品を出しており、それぞれのメーカーには得意とする分野がある。そのいくつかを紹介しよう。イーマシーンズにすでに決めている方は読まなくてもOK。
国内メーカーではNECが価格と品質、選択肢の多様性で抜きん出ている。NECは、個人向けのサイトの"ダイレクト"と、事業者向けの"特選街"があるが、中でも個人向けのバリエーションには安価ながらも豊富な選択肢があり、デジタル放送に対応したテレビチューナーは定評がある。BTO(Built
To Order / 受注生産方式)を採用しているので、部品の組み合わせを選択してオリジナルのパソコンを注文することが可能である。国内メーカーでは一押し。そのほか、エプソンダイレクトは事業者向けパソコン(個人向けもある)として堅実なつくりをしている。また、ソーテックは挑戦的な低価格でノートパソコンを提供していることで知られている。機械や装置の類が本当に苦手な人は富士通がいいだろう。(そういう人はこのサイトを読まないんですけれど)


国外メーカーでは世界No1のデルを無視できない。オンライン注文、BTOの採用で成功し現在の立場を築いたメーカーで、豊富な製品群と低価格で圧倒的なシェアを誇っている。特に企業、団体向けの製品価格は驚くほどのものがあり企業導入の場合は選択肢になるだろう。個人的に注目しているのは世界No2のHP。デルと価格競争をしながらも、組み立てを日本で行っていることと、故障率が業界水準より相当低いといった点は、あまり知られていないポイント。ノートパソコンのデザインもかっこいいし、私はどちらかといえばHPを評価している


最後に、イーマシーンズはどうなのかというと、もともと低価格PCを製造していたベンチャー企業だった。表現が過去形なのは米国小売No.2のゲートウェイ社に買収されたから。しかし、低価格な製品構成は堅持されており最安モデルは5万円を切っている。BTOを採用せず1シーズンに発売されるのが5モデル程度と少ないが、よく考えられたモデル構成で、ほとんどのユーザーが満足できる性能を持っているし、コストパフォーマンスにおいてはもっとも優れているといってよい。仕様が固定している"作り置き"の製品なのでBTOを採用しているメーカーよりも早く手元に届くのは、ちょっとしたメリットである。製品の部品構成は非常に基本的なものなので、TV鑑賞などの機能を追加したいときでも、市販の部品の購入、増設はもっとも容易な部類に入る。DIYとしてパソコンをカスタマイズするユーザーにとってうれしい仕様となっている。