イーマシーンズJ6548(2006年冬モデル)ユーザーレビュー、ベンチマーク編です。ファイナルファンタジーベンチマーク3、スーバーπ104万桁の値の実測値を掲載しています。
イーマシーンズJ6548の購入時そのままの状態でファイナルファンタジーベンチマーク3を実行した。スコアは3911-L 2074-Hであった。スコアだけを見ると以前のモデルよりも落ちていることになる。(追記:常駐プログラムを終了させて行うと2241-H)

J6548 2074-H (Athlon 64 X2 4200+、NVIDIAR GeForce 6150LE)
J6454 2359-H (Athlon 64 3800+、NVIDIAR GeForce 6100)
J6452 2468-H (Athlon 64 3700+、NVIDIAR GeForce 6100)
J6448 2294-H (Athlon 64 3700+、ATI Radeon Xpress 200 RS482)
J6446 2121-H (Athlon 64 3500+、ATI Radeon Xpress 200 RS480)

しかし、掲載している以前のモデルは256MBのメモリを2枚挿しデュアルチャンネルで動作していたのに対して、J6548はモデルは512MBのメモリが1枚挿しであることにより性能を発揮することができなかったと考えられる。(内蔵VGAはMB上のメモリを使用するので、メモリ-MB間の帯域幅とレーテンシがスコアに影響する。デュアルチャンネルで作動させると帯域幅が2倍となりより多くのデータを処理できる)

タスクマネージャでCPUの使用率を測定しながらベンチマークを走らせて見ると、下記の図のようにCPU使用率が活かされておらずグラフィック能力が追いついていないことが判る。(追記:FF3ベンチマークはデュアルコアCPUに対応していない。下記のイメージを見る限りオンボードGPUに対してCPUが追いついていない。それは下記のスーパーπ104万桁の結果からも想定できる)


高解像度で実行した場合


低解像度で実行した場合

適応するメモリを追加することによって、デュアルチャンネルで動作させることができれば内蔵のグラフィックでも性能を多少伸ばすことが活かすことができるだろう。また、グラフィックカードを追加するだけでもスコアを上げることができる。上記の理由に加え、複数タスクを得意とするデュアルコアになったことにより、逆にシングルタスクのプログラムの実行スピードは落ちることになる。スーバーπ104万桁の演算も半年前のモデルは40秒を切っていたのに対して54秒と冴えない数字となった。



今回のベンチマークの値だけを見ると欠点が目に付くが、J6548はCPUがデュアルコアになり、メモリの規格も上位規格となって以前のモデルにはなかった大きな潜在能力を秘めている。通常の用途では十分使え、懐に余裕ができたときに、メモリ、VGAを追加すればさらに体感できる速さが手に入れられるベースとしての十分の余裕を備えている。一方ではじめからビデオカードを選択したいのならBTO可能でコストパフォーマンスに優れたeX.computericonがあるし、BTOって何?という人はGatewayiconGT5062jを選んでおけばそう困ることもないだろう。

J6548の潜在能力を十分活かすためには、メモリを追加しデュアルチャンネルで動作させ、作業に見合ったグラフィックカードを追加する必要があるだろう。この件はメモリ、VGAが手に入れば実証実験を行いたい。

明日は筐体をあけて、実際どのパーツが使用されているかレポートする予定。